今日の星読み 

2020年6月23日のホロスコープ(星読み)星物語


本日の星のイベント
夜に月がしし座へ移動
海王星が逆行を始める

電車が、生まれ故郷の街に近づくにつれ
ワクワクしていた心がざわつきはじめた。

勤めて居た大企業をやめ、
幼馴染数人で新しく小さなビジネスを始めることにしたのだ。
そのために、東京での暮らしを手放し、
懐かしい家に帰ることにした。

都会での生活には疲れていた。
そんな時、
親友たちと毎日仕事をするのは
楽しそうだと思えたのだ。

しかし、実際に、明日から
毎日、田舎で、同じ顔ぶれで、
小さなビジネスをするのだ、という現実が
見えてくると、
言いようもない不安感が押し寄せるのだ。

慣れ親しんだ故郷すら、
なんだか違う場所に思える。
居心地が悪い。

電車を降りると、
電話がかかってきた。
着信元は、昨日まで働いていた
会社の上司からだった。
突然やめることになり、
私の生き方を必死で止めてくれた人だ。

電話の着信音は、ひどく重たく、
宿命的に聞こえた。

今日の星風景はこんな感じです。

太陽は、ホロスコープのメモリ上「蟹座の二度」という位置まで
進みました。

蟹座の二度は、ザビアンシンボルでは「広く平らな場所につるされた男」という詩で
表わされます。
2度は、その星座らしさに染まる前に、一度揺り戻しを受ける角度です。
蟹座という、自分の落ち着く場所、ホーム、仲間
という環境に入ったばかりの太陽が、それに多少の居心地の悪さを
感じて居ます。

そして、山羊座の冥王星、木星と
本日月が180度になります。

180度はオポジションといって、緊張の度数です。
山羊座は社会・秩序を表します。

社会ではなく家庭的なホームに
身をおくけれど、そこで
落ち着かない主人公、そしてなんとなく居心地の悪い予感(魚座の火星)
会社からの電話(山羊座のオポジション)
というふうに読み取れました。