占星術

土星の逆行 厳しい師匠の惑星 2020年〜2022年の間の逆行期間も

太陽系の惑星は、
地球から見たときに、まっすぐに進まないで
行ったり戻ったり、不思議な動きをするように見えます。

実際には、後ろ向きに進むわけではありませんが、
後退して見える現象を「惑星の逆行」と呼びます。

今回は、試練と忍耐の星と言われる
土星の逆行
についてご案内します。

土星の逆行

土星の逆行は、毎年約135日、4ヶ月程度続きます。

2020年〜2022年の逆行期間

2020年05月11日〜2020年09月29日
2021年05月23日〜2021年10月11日
2022年06月05日〜2022年10月23日

土星の逆行中に起こりがちなこと

土星は、試練を与える星と言われています
大きな輪っかが印象的で、木星に続き大きな惑星です。

10天体のうち、
水星、金星、火星は地球に近い位置にあり、
個人レベルで影響があります。

火星と木星の間に小惑星帯があります。

その外側にある木星以降の惑星は、
個人というよりも、社会への影響が強くなります。

だからといって、個人に全く無関係ということはなく
社会の動きから
間接的に影響を受けることになります。

土星がつかさどるのは、このようなものです。

・試練、課題
・社会秩序
・目上の人
・コンプレックス
・人生の課題

天王星が発見されるまでは、
太陽系の一番外部にある惑星とされており
それゆえ、凶星として恐れられていました。

土星は、厳しい師匠のような存在。
課題を与え、甘えてしまわないように
監視してくる存在・・・と言えば、
恐れて、煩わしいと思ってしまうのも
わかりますが、

師匠の厳しさは、私たちや
社会の成長のために必要な、
愛のあるもの。
むしろ、土星がなければ、
私たちが変化し、成長する、実現化する、
ということはできないのです。

つまり、土星の試練を
超えた場所にしか、成功はないのです

そんな土星(試練)が逆行するとき

・気がゆるみやすい
・物事の進展が進まなくなる

などのことが起こります。

逆行は、その惑星パワーが
正しく発揮されなくなるということなので、
いつもしっかり見張ってくれる
お師匠がちょっとだけ
調子悪くなるような感じ。

ついついサボってしまったり、気が緩んでしまいがち。

土星逆行時は、
自分を甘やかしてしまいすぎないように
気をつけましょう。

土星の逆行はかなり頻繁に起こります。
それほど気にしなくても大丈夫です。