惑星

木星の逆行 最大の吉星はどんな作用をもたらすのか。2020年から2022年の逆行期間

太陽系の惑星は、
地球から見たときに、まっすぐに進まないで
行ったり戻ったり、不思議な動きをするように見えます。

実際には、後ろ向きに進むわけではありませんが、
後退して見える現象を「惑星の逆行」と呼びます。

今回は、10星座中最大の吉星
木星の逆行
についてご案内します。

木星の逆行

木星の逆行は、毎年約110日、四ヶ月程度続きます。

2020年〜2022年の逆行期間

2020年05月14日〜2020年09月13日 
2021年06月21日〜2021年10月18日 
2022年07月29日〜2022年11月24日

木星の逆行中に起こりがちなこと

木星は、10星座の中で一番の吉星です。
また、一番大きな星でもあります。

10天体のうち、
水星、金星、火星は地球に近い位置にあり、
個人レベルで影響があります。

火星と木星の間に小惑星帯があります。

その外側にある木星以降の惑星は、
個人というよりも、社会への影響が強くなります。

だからといって、個人に全く無関係ということはなく
社会の動きから
間接的に影響を受けることになります。

木星がつかさどるのは、このようなものです。

・発展、成長
・幸運
・拡大していくエネルギー
・海外

木星は、全能の神「ゼウス」を象徴する星です。
ホルストの組曲「惑星」の中でも
ひときわ人気のある「ジュピター」は
木星のおおらかさ、伸びやかさを
表現しています。

木星は、とてもおおらかなエネルギーを持っていて
逆行したからと言って、
ネガティブな影響はそれほど起こりません

・物事の進みが、ゆっくりになる
・太りやすい。
・享楽的になりやすい

木星は、拡大を司るため、
「太りやすくなってしまう」という
側面があります。

また、とてもおおらかで
いろんな意味で「なるようになるさ」と
いうような寛容さもあるため

悪く出てしまうと、怠惰になってしまいます

木星逆行時は、
自分を甘やかしてしまいすぎないように
気をつけましょう。

とは言え、逆行しようと、吉星であることに
代わりはありません。

また、木星の逆行はかなり頻繁に起こります。
それほど気にしなくても大丈夫です。