占星術

4⭐︎12星座は成長ストーリー 12星座の順番の意味について

前回の記事
13星座占いが一般化しなかった理由。12星座は螺旋を描いていく物語
の中で、12星座は螺旋を描いて成長していくストーリーと書きました。

今回は、その成長ストーリーについて詳しく解説します。

「自分」から誕生し、他者と関わり、社会へと繋がるストーリー


おひつじ座
「死後の世界(一つ前のうお座世界)から飛び出してきた一つのエネルギー」
スタートする「エネルギー」そのもの。夢があり、それに向かって飛び出すエネルギー。
「自分は何者か」「自分はどうしたいのか」という、自分というものが大事。

おひつじ座は、そのような「スタート」「自分はこうありたい」ということを
未熟でも思い描き、自己満足でも構わないのでスタートさせます。

おうし座「五感を手に入れ、地面に足をつける」
「私」というエネルギーを持って飛び出してきた自我が、肉体を手に入れます。
そして、その肉体を持って、五感を通して世界に触れます。

おうし座は、所有すること、感覚で感じられることを大切にします。
大地を踏みしめて歩き、この世に実在するもの、を大切にします。

ふたご座
「好奇心、コミュニケーション」
五感を手に入れた「自我」は、続いて世界に興味を持ちます。
「あれは何?」「これはどういうこと?」と、ふたご座の世界では
めまぐるしく興味を持ちます。

コミュニケーションをつかさどる星座ですが、相手との調和を目指すというより、
好奇心と興味で自分を満たす、知的欲求の段階です。


おひつじ、おうし、ふたご座の3サインは、「自分視点」の段階です。


かに座
家族、仲間、身内。他者のいる世界
かに座の世界で、初めて他者を意識します。かに座の世界では、自分以外の第三者、多くは家族との
共感や親密さを大切にします。

ここでは、社会的というより、家族的、ローカル、身内、地元、ふるさとといったようなイメージです。

しし座「他者の目線を意識して、「自分」をアピール」
かに座で認識した他者に、自分をアピールする段階です。
おひつじ〜ふたごまでは「自分はどうしたいか」という感覚で動いていたのに、
かに座で急に集団制に埋没した後で、他者の目を意識して自己アピールします。

おとめ座「分析する、周りに合わせる」
しし座で出しすぎた自己を、「恥じる」という感覚が生まれます。
再び、周囲に自分を合わせます。「羞恥心」はおとめ座のキーワードの一つです。
「私は何をするべきか」と考えます。
整えて、整理して、時々、辛口なコメントをします。

かに座、しし座、おとめ座の段階で、自分対他者、というフェーズが終わります。

また、ここまでが、「個人の成長」の段階です。
これ以降、おひつじで生まれた自我は、「社会」というものに
飛び出していきます。

てんびん座「社交、人脈、コミュニケーション」
てんびん座は、社会に出て最初の段階です。とてもうまく、他者とコミュニケーションをとります。
他人との関わり、調和を図ること。とてもスマートで、洗練された社交をします。

ふたご座のコミュニケーションは、自分の知的好奇心ですが、
てんびん座のコミュニケーションは、他者との交流です。

さそり座「これと決めたある特定の関係に、どこまでも深く埋没する」
てんびん座で広げた社交の中で、ある特定の関係に、深く深く埋没するのがさそりの世界です。
さそり座は「性」「死と再生」も司ります。
自分も相手も、ドロドロに溶けて、新しい形になって再生するような段階です。

いて座「解放、自由、冒険、外国、学問」
さそりで埋没し、ドロドロに一体化した状態から、勢いよく飛び出す一本の矢のようなエネルギーです。
さそりに対抗するため、束縛を嫌います。
外国や哲学も表し、どこまでも旅をして、好奇心を充します。

てんびん、さそり、いて座の段位秋葉、人との関わりがテーマでした。

この先は、おひつじで生まれた自我の、三種類のゴールの段階です。

やぎ座「社会、組織、時代、国、秩序」
やぎ座が象徴する世界は、秩序、社会的成功です。やぎ座は忍耐、努力も表します。
厳格さに守られた、確固たる社会秩序の中での成功を表します。
みずがめ座「未来を見据える、博愛主義、既成概念を打ち砕く」
みずがめ座は、やぎ座の社会に対抗します。人種や年齢、性別などのカテゴライズを乗り越え
自由であろうとするエネルギーです。
インターネットなどのテクノロジーは、みずがめ座の領域です。
うお座「死後の世界、イメージの世界」
おひつじで誕生したエネルギーが、自己、他者を通して成長し、社会と関わり、
一つの到達点に達した後、また次の段階へ進化してゆくために、
眠りにつく段階です。全ての境界線がゆるみ、その中に、次のおひつじ座に飛び出す
エネルギーが眠っています。

この一連のストーリーは、それぞれの星座の性格をイメージをするのにも
役立ちます。

ちなみに、石井ゆかりさん「12星座」という本には、
このストーリーが一つの小説のように
描かれていますので
こちらも合わせてオススメです。

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