ホロスコープを「感じる」という読み方について
ホロスコープは、「時間を見る」という意味だ。
特定の日、時間、場所から、その瞬間に、天の星々は、自分から見てどんな角度で、どこに位置しており、どんな状態だったのか。
それを読み解いていくのが占星術である。
一つとして同じホロスコープは存在しない。
ホロスコープとは、時間を切り取り、可視化したものである。
ホロスコープを読む、方法も解釈も、占星術家の数だけある。
アプローチの仕方も、千差万別なのだ。正解はない。
私は、ホロスコープに向き合う時
まずそのホロスコープから感じられる感覚にフォーカスすることにしている。
軽いのか。重いのか。ピリッとしているか。
色であれば、赤色か、鉛色か、金色で、ふわふわしているかもしれない。
12のサインと、惑星の中で、
重いサインに重い惑星がいたら重たいし、
社交的なサインに、軽やかな惑星がいたら、とっても軽い。
その感覚を、言語化すれば、
ホロスコープを読んでも、解説を聞いても
ピンとこない人でも、
だいたい自分のホロスコープ、自分だけの魂の地図が
どんな雰囲気のものか、わかるのではないか。
感覚を、言語化していく。
そのあとで、感覚の根拠となったものを
見つけ出して解説していく。
そういうアプローチをしていると、
星座がまるで、キャラクターみたいに
動き出して見える。
私はこの感覚を、どんどん鍛えて育てていきたい、と
おもう。もちろん勉強が深まるにつれて、
全く違う読み方をするようになるのかもしれない。
だけど、本を片手に解説を調べても、
全く「自分で星を読んでいる」という
感覚にならないのだ。
だから、このブログでは、
感覚的星読みに基づき、いろんなホロスコープを
読んでゆきます。
決定的な誤りがある場合は、メールでご指摘いただけると
とても嬉しいです。